◆スズメバチによる被害◆

 

○スズメバチはハチの中でも特に攻撃的な性格で、尻尾の先にある針で何度も刺します。蜂の数ある種類の中でも、毒性がとても強く、スズメバチに刺されると激しい痛みと腫れが起きます。

※症状が重い場合は呼吸困難になり、最悪の場合は、重篤なアレルギー症状（※アナフィラキシーショック）による死亡例が毎年あるため、巣には近寄らない、ハチを刺激しないことが大切です。

※ハチに刺されて死亡してしまう方も、毎年平均で約15人ほど居られます。その中でも1番被害が多いのがスズメバチになります。

 

◆スズメバチの各種類ごとの巣の特徴◆

 

○キイロスズメバチ➝球形で模様のついた巣

○コガタスズメバチ➝とっくりを逆さまにしたような小さな巣

（コガタスズメバチの初期の巣です。夏以降は大きくなり球形のようになります。）

○オスズメバチ・クロスズメバチ➝地中の穴の営巣

(オオスズメバチなどは土の中の穴を利用し巣を作る為、蜂の巣がある事に気がつきにくいので最新の注意が必要です。)

・スズメバチは巣の周辺に来た人を敵と判断して巣と女王バチを守ろうとして襲ってきます。

 

◆スズメバチと温暖化◆

 

スズメバチが増えてきている原因の一つとして、温暖化により冬の気温も例年よりだんだんと高くなり、女王バチの越冬成功率が高くなります。その為、冬の寒い期間が短くなるので活発に活動する期間が長くなります。

 

◆スズメバチに遭遇した場合◆

 

○手で払わない事

・スズメバチが近くに来て手で払おうとすると刺激を与える状態になり、スズメバチが敵が来たと判断して攻撃対象となってしまう為、仲間のスズメバチを呼び寄せる可能性があります。

 

○静かに退散する事

・※スズメバチから離れようとした行動が原因でかえってハチを刺激してしまい刺されてしまう被害例が多いです。

・スズメバチは自分の巣と女王バチを守ろうとするため、巣に近づくのみでも、攻撃してくる事もあります。

・スズメバチを見かけたという場合、近くにスズメバチの巣がある可能性が高いです。
巣があった場合も、慌てずに静かに後退していくと、刺激を与えずに安全に避難する事ができます。

 

○黒いものへの対策

・黒いものに対して攻撃する傾向がありますので、目や頭髪、黒い服には注意する必要があります。

 

・スズメバチがいるような場所に近寄ることはなるべく避け、自分の敷地内に巣を作られた場合等は、無理に近寄らない事が大切です。

 

○蜂の巣の位置を確認する必要がある場合

 

・位置を確認する必要がある場合は、黒い洋服で行くのは避け、目を守る為にゴーグルをつけ、頭を刺されないように帽子などで隠す事が大切です。

 

○強い香りは避ける事

 

スズメバチがいるような場所に香水や柔軟剤の香りが強い衣服を着ていったり、制汗剤をつけていくと香りに反応してしまいますので、香水や香りの強い柔軟剤・制汗剤などの使用は控える事が大切です。

 

 

○蜂の巣を見つけられた場合は、【山口の蜂の巣駆除 ハチ駆除サポート】(0120-894-440)まで、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

◆高所の蜂の巣駆除について◆

〇草やツタに隠れるように蜂の巣が、作られている事もあります。

・そのような場合は、周囲の草やツタを取りながら、蜂の巣の駆除作業を進めていきます。

〇高所作業でのハチの巣駆除は、高所であり、ハシゴ上ですと、空中で身動きがあまり取れない中での、ハチ駆除作業になりますので、蜂に刺される可能性や、梯子から落ちる事などの可能性が増え、危険が伴います。

 

〇高所の場合や、蜂の巣が大きい場合はご無理をなされない事をおすすめ致します。

〇蜂の巣の状況は、その時々や環境、地域温度によって異なってきます。

 

※同じ種類の蜂であったとしても、蜂の巣の作られた場所や高さ、障害物の有無によって適切な駆除方法がありますので、その時のご状況にに合った、適切な駆除方法で、蜂の巣を駆除させていただきます。

・アシナガバチの場合、１つ巣があれば、付近にも巣がある場合がある為、まだ確認出来ていない巣の最大限の注意も大切です。

◆蜂の巣の形成の原因 ◆

 

〇蜂は蜜や花粉を収集するためにハチの巣を営巣します。

 

巣の周りに餌源がある場合、蜂の巣が形成される可能性が高まります。

 

〇蜂は自分たちの巣を守るため、安全な場所を好み、選択します。
(高い場所や人の居ない場所等を好みます。)

 

◆はちの巣を作られやすい場所◆

 

〇木の中や、建物の隙間など、くぼんだ場所は、蜂が巣をつくるのに適した場所であります。

 

〇人のいない場所や見えにくい場所は、蜂が巣をつくりやすいです。

 

※地上よりも高い場所は、蜂にとって安全な場所だと思われるため、巣が作られやすいです。

◆蜂の巣を作りにくくする対策◆

 

〇蜂が巣を作りやすい場所、特に建物の開口部や隙間がある箇所を塞ぎ、蜂の侵入を防ぎます。

 

〇食べ物や飲み物の保存は密閉容器に入れ、屋外に放置しないようにする事が大切です。

 

※蜂は甘いものに引かれる為、食べ物や飲み物は屋外に放置をせず、こまめに片付けることが重要です。

 

〇蜂はごみや積み重ねられた物などに巣を作ることがありますので、庭や周辺を清潔に保ち屋外をきれいに保つことは蜂の巣を予防する為にも効果的です。

〇蜂が好む花を庭に植えるのではなく、蜂の寄り付きにくい花を選ぶことも効果的です。蜂は特定の花に寄り付きやすい為、蜂が寄り付きやすい花を避けることが蜂の巣を予防する事に繋がります。

◆蜂の苦手な匂い◆

 

〇木炭や竹炭を作るときに出てきた煙を冷却して作られている木酢液・竹酢液です。

煙のような独特の匂いがし、蜂は火をイメージさせる煙の匂いが苦手ですので、木酢液のにおいも嫌がります。

〇シトロネラは、蚊を寄せ付けない効果がありますが、同様に蜂を寄せ付けない効果もあります。シトロネラの植物を植える事で、蜂が寄り付くのを防ぎ、巣の形成を未然に防ぐ可能性が高まります。

 

 

◆蜂の活動時間帯◆

 

・日が昇る頃に蜂たちは巣から出て行き外での活動を始め、日没後を目処にそれぞれの巣に戻り、ハチの体を休めるのが特徴的です。

 

・蜂を見かける時間帯として、昼間の方が多く見かけ、夜間はあまり見かけないのは少ないのそういったハチ達の活動時間があるからとなります。

 

・蜂達は毎日このような決まったサイクルで生活をしている為、活動を終えた夜の時間帯は、身体が日中の活動で疲弊しており、蜂達の動きが鈍くなっている事も多いです。

 

・蜂の活動時間は一般的に、昼間が中心的ですが、蜂の種類によっては活動時間が異なるハチの場合もあるので注意が必要です。

 

・アシナガバチは、夜間は行動を停止する性質を持っています。

 

・夜間活動する種類として代表的な蜂の種類は、モンスズメバチです。

・モンスズメバチはその他の種類の蜂達と違い、夜間でも活動する習性を持っている為、夜間だからと安心されるのは危険です。

〇また、夜間でも蜂が外敵からの刺激に反応すれば、一部の蜂は目を覚まして巣の外に出てくる可能性がありますので刺激(大きい音、付近で振動をさせる事など)を与えないようにする事も、日中同様に夜間も大切です。

 

※適切な時間帯以外に蜂の巣駆除を行うと、蜂を必要以上に刺激してしまう可能性があり危険度が増してしまいます。

 

・日没の数時間後から日の出前の時間帯が日中よりも安全であり、蜂の巣駆除に最適な時間帯であります。

 

◆蜂の活動時期◆

 

・季節により、蜂の活発さも季節ごとに異なります。

・主に蜂は6月～9月あたりの夏を中心に活動的になります。

・この時期は働き蜂の数も増える傾向にあります。

 

※その為、活動のピーク時に蜂の巣駆除を行うと、ほかの季節に駆除するよりも危険性が高まります。

 

・駆除が比較的安全に行える時期は、巣が作られてまだ間もない4月～5月頃です。

 

・春はまだ成虫の蜂が少ないため、自力で駆除作業を進めても夏の活動が活発な時期よりも、危険が及ぶことは少ないです。
(蜂の巣駆除は、日が昇る前、もしくは日没後に作業をする事が大切です。)

 

・夏の活動が活発になっている時期の蜂の巣駆除は、できる限り業者に任せるのがおすすめです。

 

・特に7月下旬〜10月にかけては、新しい女王蜂が誕生する季節なので、蜂の警戒心や攻撃性はいつも以上に高まりやすいです。

〇巣の中で、新しい女王バチが誕生する為ハチたちは、新しい世代へと命をつなげていく為の、とても重要な時期になります。

 

※この時期は、より多くの栄養分を必要とする為、巣の外での蜂の行動が活発になるので夏は特に、注意が必要です。

 

○蜂の巣を見つけられた場合は、【山口の蜂の巣駆除 ハチ駆除サポート】(0120-894-440)まで、お気軽にお問い合わせ下さい。

(・山口県内 全域 対応しております。)